孤独死は予防できないとお考えでしょうか?
まず孤独死を良く知る業者から見た孤立死の特徴、人が孤立死(孤独死)になりやすい特徴、孤立死(孤独死)の前兆を知ることから問題解決の第一歩が始まります。
目次
遺品整理の業者から見た孤立死の特徴
- 1995年の阪神大震災を端緒として、被災者が安心して生活できる場であるはずの仮設住宅での孤立死が社会問題となりました。
- 兵庫県では震災後の5年間に233人が孤立死しています。その内訳は、60代がもっとも多く、入居から2,3年、時間をおいた死亡例が目立っています。
- しかし2010年以後の東京を中心とした孤立死の特徴を見渡しますと、50代~60代男性がもっとも多く、1Kや1Rなどのアパート、マンションの一人暮らしが非常に多い。
- 女性は近所付き合いに慣れているので、孤立死は非常に少ない。孤立死される50代~60代男性の特徴は荒れた生活ぶりが見られます。おそらくセルフネグレクト状態にあり、大半がゴミ屋敷のような不衛生な部屋で生活されております。
人が孤立死(孤独死)になりやすい特徴とは?
- 高齢者の男性(孤立死の約8割が男性)
- 独身者または配偶者と死別された人
- 親族がいない。または親族と離れて暮らしている人
- 定年退職、または失業状態にある人
- 慢性疾患を持つ人(糖尿病や高血圧、高脂血症)
- 隣人関係が希薄なアパートなどの賃貸住宅に住む人
- 隣人関係が希薄な都市部在住者
- 大規模災害に巻き込まれ、仮設住宅暮らしをしている人
孤立死(孤独死)の前兆とは?
- ご近所の住民と挨拶をしない
- 趣味を共有できる仲間がいない
- 地域コミュニティに属していない
- 家がゴミ屋敷化している(セルフネグレクト状態)
- 布団をたたまずに敷きっぱなしにしている
- 家電が壊れても処分しない。同じ家電を複数個持っている
- ゴミを捨てない、掃除をしない
- 食生活が乱れ、室内にはコンビニ弁当の空き箱、お酒の空き瓶が散乱している
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