遺品整理総合相談窓口協同組合では遺品整理や特殊清掃において、ご依頼者の方からのご相談はもちろんですが、特殊清掃業者をされている企業の方からのご相談にも対応させていただいております。私共は遺品整理や特殊清掃において、正しい知識と正しいレストア技術を広めていくために活動をしております。
そこで、今回は特殊清掃の正しい知識・レストア技術力を身に着けるため、特殊清掃の発祥の地であるアメリカへ渡米し本場での特殊清掃を学ばせていただきました。
日本国内における特殊清掃について
日本国内でも孤独死や自殺の増加に伴い”特殊清掃”という言葉が根付き、さらに需要がありそうだからと特殊清掃業として起業や開業、または事業の中に加えてサービスを提供している業者さんも増えました。
特殊清掃をしている業者さんのホームページを見ると必ず特殊清掃のページには”特殊清掃とは”という説明文があります。遺品整理総合相談窓口協同組合のホームページ内にも「特殊清掃について」という説明書きをご紹介させていただいております。
遺品整理総合相談窓口協同組合では、遺品整理に関する業者さんやご依頼者の方からのご相談だけでなく、特殊清掃に関しましても、たくさんのご相談をいただいております。
とくに、特殊清掃業者の方から
- どれだけ清掃してもニオイが取れない
- どんな薬剤を使えば良いのかわからない
- 脱臭器を持っていないからニオイが落とせない
- 汚れを落とす為にはどうすれば良いかわからない
- 特殊清掃は、どこまでの作業をすれば良いのかわからない
など、特殊清掃を始めたばかりの業者の方から長年特殊清掃をしているが施工方法に行き詰ってしまっている業者さんまで様々なご相談を受けております。
もちろん、特殊清掃の施工方法にマニュアル等は一切存在しないため、どこの業者も汚れ成分による清掃方法、ニオイ成分による脱臭方法など、その現場に合わせた施工方法をその場で考えて行う必要があります。
そのため、現場での実績を積み重ねていかないと、知識もレストア技術力も培うことができないというのが現状です。
特殊清掃発祥の地で学ぶことで本来の意味を知る
特殊清掃のルーツであるアメリカで学ぶことは多くあります。
例えば、学校の授業で英語を学びますが実際に海外に出てみると自分の英語力では世界に通用しない。と感じたことがある方も多いでしょう。
昨今では特殊清掃のYoutubeなどで実際に施工方法が紹介されていたり、インターネット検索により知識をつけることは可能です。
しかし、これでは問題点も発生します。
このような伝言ゲームで実際のアメリカの特殊清掃のレストア技術とはかけ離れた施工になってしまっています。
そのため、特殊清掃をしても汚れが取れていない、ニオイが落ちていない、といったトラブルが多く起きてしまっています。
そこで、遺品整理総合相談窓口協同組合では理事・監事・組合員が実際にアメリカの特殊清掃を学ぶために渡米しました。